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包茎手術おすすめクリニック10選【2025年版】費用・保険適用や選び方を解説

包茎手術おすすめクリニック10選【2025年版】費用・保険適用や選び方を解説

「包茎の悩みから解放されたい」

「包茎手術で失敗したくない」

このように悩んでいる男性の方は多いのではないでしょうか。

包茎手術をするのにもっとも重要なのはクリニック選びで、ここを間違えると手術の失敗をはじめ、さまざまなリスクが生じる可能性があります。医師の実績はもちろん、アフターフォローの充実度、プライバシーに配慮されているかなど、総合的に比較して手術を依頼するクリニックを選びたいものです。

本記事では包茎手術を依頼するのにおすすめのクリニックやクリニックの選び方、包茎手術のメリット・デメリットまで詳しく解説していきます。

スクロールできます
包茎手術のおすすめクリニック
クリックで詳細へ
包茎手術の料金
(税込)
診察料
(税込)
営業時間
(診療時間)
休診日支払方法
東京上野クリニック■基本包茎術79,200円~110,000円
■修正再手術167,200円~198,000円
■美容形成術121,000円 ~660,000円
カウンセリング無料
修正再手術について2,200円
10:00~20:00火曜日・現金
・クレジットカード
・医療ローン など
ABCクリニック■非切開包茎治療55,000円
■ABC式カット55,000円
■ABC式Sカット110,000円~165,000円
■Vカット(特殊美容)220,000円
■TVカット(特殊美容)385,000円~550,000円
■TVカットPlus(特殊美容)660,000円~825,000円
カウンセリング:無料
診察費:5,500円
10:00~20:00・現金
・クレジットカード
・医療ローン(メディカルローン)
FINクリニック55,000円~無料平日11:00~20:00
土日祝10:00~19:00
※新宿院
・現金
・クレジットカード
・医療ローン
メンズライフクリニック■スタンダードカット(環状切開)99,000円
■デザインカット(亀頭直下)165,000円
■ハイパーカット(亀頭直下埋没法)275,000円
■ハイパーVカット(亀頭直下埋没法+小帯形成)440,000円
9:00~20:00
※新宿院
・現金
・クレジットカード
・PayPay
東京ノーストクリニック■環状切除術66,000円
■切らない包茎手術33,000円
■修正再手術154,000円
カウンセリング無料0:00~24;00
※新宿院
院長不在時は休診
※新宿院
・現金
・クレジットカード
・医療ローン
共立美容外科165,000円~330,000円カウンセリング無料10:00~19:00
※新宿本院
年中無休
※新宿本院
・現金(分割可)
・クレジットカード
・ローン
※クリニックごとに利用できる支払い方法が異なる可能性あり
エーツークリニック■仮性包茎60,000円
■仮性包茎切除60,000円
■カントン包茎切除140,000円
■真性包茎切除180,000円
■美容外科的手法60,000円~220,000円
■他院修正治療費220,000円
11:00~20:00
※上野院
・現金
・クレジットカード
・銀行振り込み
・PayPay
新宿アトムクリニック■基本包茎術、美容包茎術、Narumi式美容包茎術、Narumiプラス、Narumiプレミアム
300,000円~1,200,000円
10:00~20:00・現金
・クレジットカード
・医療ローン
ファイヤーメンズクリニック■ファイヤー式CSカット55,000円(当日申込38,500円)
■ファイヤー式Vカット450,000円(当日申込315,000円)
■ファイヤー式TVカット700,000円(当日申込490,000円)
10:00~19:00年末年始・現金
・クレジットカード
・振込
・医療ローン など
MSクリニック■包茎手術(基本)99,000円
■包茎手術(精密)220,000円
■包茎手術(特別)330,000円
※仮性、カントン、真性のいずれも共通
■バックカット 陰茎根部切除440,000円
※仮性包茎のみ
無料10:00~20:00新宿のみ年末年始を除き無休
その他は公式サイトのカレンダーによる
・現金
・クレジットカード
・デビットカード
・銀行振込
・QRコード決済
・医療ローン
目次

包茎手術におすすめ!実績豊富なクリニック10選

包茎手術の成功率や仕上がりの美しさは医師の技術や経験に大きく左右されるため、成功させるなら実績豊富で信頼できるクリニックを選択することが大切です。

ここでは、包茎手術で評判の良く実績豊富でおすすめの10のクリニックをご紹介します。

東京上野クリニックは自然な仕上がりにこだわる包茎治療専門院

東京上野クリニック

東京上野クリニックは1991年に開院し、34年の歴史を誇る包茎手術のパイオニア的存在です。「東京上野クリニックが約束する10+2の安心」として、以下のようなさまざまなサービスを提供しています。

東京上野クリニックの10+2の安心
  1. 無料相談
  2. 全員男性スタッフ
  3. 無料カウンセリング
  4. 丁寧な麻酔
  5. 自然な仕上がり
  6. プライバシーの徹底保護
  7. お支払方法
  8. ケア体制
  9. 全国ネットのアフターケア
  10. 常に医師が常駐
  11. 修正手術も自然な仕上がりに
  12. 性病にも信頼の治療

包茎手術では複合曲線作図法」という独自の手術方法を採用しており、自然な仕上がりを重視しています。料金は包茎の種類(仮性・カントン・真性)に関わらず、ナイロン糸で79,200円(税込)~、美容形成術を追加する場合は患者の状態により変動します。

「痛みの少ない麻酔法」を長年追求してきたことも特徴で、皮膚の感覚を鈍らせた後に細い針で麻酔するため、痛みを最小限に抑えられます。施術時間は約40~50分で、日帰り手術が可能です。また、予約制や仮名での申し込みなど、プライバシーへの配慮も徹底しています。

包茎手術の料金
(税込)
・基本包茎術:79,200円~110,000円
・修正再手術:167,200円~198,000円
ナイロン糸か吸収糸かによって費用が異なる
・美容形成術:121,000円 ~660,000円
診察料(税込)カウンセリング料は多くが無料
修正再手術について2,200円
営業時間(診療時間)10:00~20:00
休診日火曜日
支払方法・現金
・クレジットカード
・医療ローン など

ABCクリニックでは明朗会計かつ感染症対策が徹底されている

ABCクリニック

ABCクリニックは全国に20以上のクリニックを展開しています。「ABCクリニックの包茎手術 3つのA」と称して、安心して治療を受けられる以下のような仕組みがあります。

ABCクリニックの包茎手術 3つのA
安価

包茎手術の内容の説明や必要性、明確な費用を患者に伝えてくれる

安心

患者が抱える不安に、経験豊富なカウンセラーが事例や比較を交えて答えてくれる

安全

特に包茎手術後の感染症などへの対策を徹底している

業界で先駆けて、開院以来、費用を広告やホームページに明記してきた歴史があり、料金がわかりやすいクリニックを探している方には特におすすめです。

ABCクリニックの特徴として、衛生面への徹底したこだわりがあります。無菌室や感染症対策が整備され、大学病院などで採用されているクリーンエア空調システムも導入されています。

包茎治療のプランは症状や希望に応じて選べ、Sカット、TVカット、TVカットplusなどがあります。費用は仮性包茎・カントン包茎・真性包茎によって異なり、明朗会計を徹底しています。

包茎手術の料金(税込)・非切開包茎治療:55,000円
・ABC式カット:55,000円
・ABC式Sカット:110,000円~165,000円
・Vカット(特殊美容):220,000円
・TVカット(特殊美容):385,000円~550,000円
・TVカットPlus(特殊美容):660,000円~825,000円
診察料(税込)・カウンセリング:無料
・診察費:5,500円
営業時間(診療時間)10:00~20:00
休診日
支払方法・現金
・クレジットカード
・医療ローン(メディカルローン)

FINクリニックは男性専門で仕上がりの美しさに定評

FINクリニック

FINクリニック(フィンクリニック)は、2024年12月に新宿院、2025年4月に大阪梅田院を開院した比較的新しいクリニックです。大手美容外科出身医師の監修・指導の元、より自然で美しい仕上がりが実現可能という点に特徴があります。

包茎治療は55,000円(税込)~とリーズナブルな価格設定で、初診料・再診料・カウンセリング料もかからないことから費用を抑えて治療を進めやすくなっています。

包皮を直接的に処理するのではなく「糸」「のり」などを使って包皮を固定したりする治療方法であり、治療時間が非常に短いという特徴があります。

費用を抑えて包茎手術を受けたい方は、FINクリニックのキャンペーンの詳細を調べてみることをおすすめします。

包茎手術の料金(税込)55,000円~
診察料(税込)無料
営業時間(診療時間)平日11:00~20:00
土日祝10:00~19:00
※新宿院
休診日
支払方法・現金
・クレジットカード
・医療ローン

メンズライフクリニックは30年以上の治療実績がある老舗

メンズライフクリニック

メンズライフクリニックは全国に33院を展開している包茎治療専門の男性総合クリニックです。30年以上の治療実績と10万件以上の症例実績を持ち、包茎専門医による手術を受けることができます。

メンズライフクリニックでは「亀頭直下埋没法」を選択できます。余分な包皮を切除し亀頭下に近い位置で縫合することで、手術痕が目立ちにくい特徴があります。専門医のオールハンドメイドだからこそ、自然かつ目立たない仕上がりを実現させることが可能です。

包茎手術の費用はオーソドックスな環状切開をおこなうスタンダードカットで99,000円(税込)です。ほかには亀頭直下埋没法、小帯形成・内膜解放切除・絞扼輪切除などのオプションがついた「スーパーカット」などの種類があります。

支払いは現金のほか、各種クレジットカードやPayPayにも対応しているため、支払った金額に応じてポイントを貯めることも可能です。

包茎手術の料金(税込)・スタンダードカット(環状切開):99,000円
・デザインカット(亀頭直下):165,000円
・ハイパーカット(亀頭直下埋没法):275,000円
・ハイパーVカット(亀頭直下埋没法+小帯形成):440,000円
診察料(税込)
営業時間(診療時間)9:00~20:00※新宿院
休診日
支払方法・現金
・クレジットカード
・PayPay

東京ノーストクリニックは全国に38院を展開していて通いやすさが魅力

東京ノーストクリニック

東京ノーストクリニックは全国に38院を展開する男性専用の包茎治療専門クリニックで、35年の実績と17万件以上(2025年1月時点)の症例数を誇ります。

環状切除術を基本としており、吸収糸で縫合することで抜糸の必要がありません。包皮を切除せずに包茎を改善する「無切開手術」や、過去の包茎手術の失敗をカバーできる「修正手術」なども利用可能です。

費用は環状切除術が66,000円(税込)から、「ブツブツ除去」などの美容形成術を追加する場合は治療内容に応じて料金が加算されます。

また、術後には傷跡を最小限に抑える「幹細胞培養上清液エクソソーム」を提供してくれるメリットもあります。エクソソームが含まれる成分は創傷治療を促進して傷跡の残りを最小限に抑える効果が期待できるため、傷跡を早く隠したい方にはおすすめできます。

包茎手術の料金(税込)・環状切除術:66,000円
・切らない包茎手術:33,000円
・修正再手術:154,000円
診察料(税込)カウンセリング:無料
営業時間(診療時間)0:00~24;00※新宿院
休診日院長の不在時は休診※新宿院
支払方法・現金
・各種クレジットカード
・医療ローン

共立美容外科は独自の「マイクロカット法」による精密な手術が特徴

共立美容外科

共立美容外科は37年の歴史を持つ全国に26院を展開する美容整形クリニックです。同院オリジナルのマイクロカット法では医療用レーザーメスや包茎治療専門の高周波メスを用いて行うことにより、傷跡を最小限にする精密な手術が可能になります。

料金は包茎の形状などさまざまな要因で変動し、165,000円~330,000円(税込)のあいだで料金が決まります。手術は約30分と短時間で終了し、手術と抜糸の2回の通院で完了するので多忙な方でも利用しやすいでしょう。

なお、包茎手術には根元をカットする方法もありますが、亀頭部分の内板のかぶるクセを解消できないため、包茎手術として意味がないという考えから協立美容外科では実施されていません。

包茎手術の料金(税込)165,000円~330,000円
診察料(税込)カウンセリングは無料
営業時間(診療時間)10:00~19:00※新宿本院
休診日年中無休※新宿本院
支払い方法・現金(分割可)
・クレジットカード
・ローン
※クリニックごとに利用できる支払い方法が異なる可能性あり

エーツークリニックは流れ作業のような手術を行わないクリニック

エーツークリニック

エーツークリニックは全国に5院展開しており、包茎手術・治療、長茎術、亀頭増大術、早漏治療など男性特有の悩みに対応するメンズ専門クリニックです。

「他院と比べて包茎治療に時間がかかる」と公式サイトで宣言していますが、これは「患者様の一生に一度の大切な治療である」ことを意識しているからです。

包茎の状態や悩みをふまえ、希望や予算などを考慮した上で、最良の治療を提案することに十分な時間をかけてくれます。自分に合った最適な治療を受けたいという方は、エーツークリニックの方針が合っているでしょう。

痛みに対する配慮も特徴的で、表面麻酔、浸潤麻酔、神経ブロック麻酔の3段階ステップアップ麻酔を施し、最大限痛みを感じないよう工夫しています。出血を最小限に抑える最新式高周波電気メスを採用しているなど、高度な医療器械を採用しています。

包茎手術の料金(税込)・仮性包茎:60,000円
・仮性包茎切除:60,000円
・カントン包茎切除:140,000円
・真性包茎切除:180,000円
・美容外科的手法:60,000円~220,000円
・他院修正治療費:220,000円
診察料(税込)
営業時間(診療時間)11:00~20:00※上野院
休診日
支払方法・現金
・クレジットカード
・銀行振込
・PayPay

新宿アトムクリニックは院長独自の美容技術で評判が高い

新宿アトムクリニック

新宿アトムクリニックは男性の治療実績が豊富なドクターが在籍し、あらゆる悩みを気軽に相談できる環境が整っていますメンズクリニックです。国内の手術実績2万件以上と多く、オリジナルの術式も開発している河合医師が技術指導をしているため技術力に期待できます。

院長の河合成海医師は美容外科医に包茎治療を指導してきた実績があり、独自の施術方法「Narumi式美容包茎手術」を考案しています。

包茎手術には基本包茎術・美容包茎術・Narumi式美容包茎術・Narumiプラス・Narumiプレミアムといった種類があり、どの治療方法を選択するかによって30万円~120万円まで費用が異なります。

包茎以外に「亀頭増大術」「長径術」「ブツブツ除去」にも対応しており、包茎以外にも男性の悩みを総合的に解決してくれるでしょう。

包茎手術の料金(税込)基本包茎術
美容包茎術
Narumi式美容包茎術
Narumiプラス
Narumiプレミアム
300,000円~1,200,000円
診察料(税込)
営業時間(診療時間)10:00~20:00
休診日
支払方法・現金
・クレジットカード
・医療ローン

ファイヤーメンズクリニックは明朗会計や仕上がりなどの強みを持つ

ファイヤーメンズクリニック

ファイヤーメンズクリニックは「明朗会計」「美しい仕上がり」「安心のサポート」という3つの強みのあるクリニックです。

ファイヤー式CSカット(環状切開術)ではクランプという機械を用いて環状切開を行う方式で価格が安く、日帰りにも対応しています。溶ける糸を使って手術をするため術後の通院も不要で、術後に何かあった場合でも24時間365日無料で相談できます。

CSカットのほかに、医師が電気メスを用いて余分な包皮を切除する「Vカット」や、Vカットよりもさらに亀頭に近い場所でカットして縫合面が目立たず、性感帯の「裏筋」を残すことで性交時の充実感も得やすい「TVカット」といった手術方法もあります。

料金の安さにも定評があり、カウンセリング後に当日申し込みをした場合はCSカット(環状切開)なら38,500円(税込)と安価で手術を受けられます。ここまで費用が安いのは、無駄な運営費を徹底的にカットして安さを実現していることによります。

予約はLINEで24時間いつでも受け付けているため、昼間が多忙な方でも簡単に予約が可能です。

包茎手術の料金(税込)・ファイヤー式CSカット:55,000円(当日申込38,500円)
・ファイヤー式Vカット:450,000円(当日申込315,000円)
・ファイヤー式TVカット:700,000円(当日申込490,000円)
診察料(税込)
営業時間(診療時間)10:00~19:00
休診日年末年始
支払方法・現金
・クレジットカード
・振込
・医療ローン など

MSクリニックは亀頭直下埋没法や根部切開法に対応

MSクリニック

MSクリニックは新宿、横浜、大宮、名古屋、大阪に展開する男性専門の治療クリニックです。患者に満足、安心してもらえる医療を提供するべく、医療技術のみならず、インフォームド・コンセントやホスピタリティを徹底している特徴があります。

包茎手術では、以下の3つの特徴があります。

カスタム包茎治療

一人ひとりに合わせた3次元精密作図デザイン

痛みのない治療

局所麻酔で手術中の痛みを感じない安心治療

美しい仕上がり

美容形成術でバランスを考慮した美しい仕上がり

同じ「亀頭直下埋没法」でも基本切除・精密切除・特別切除があり、それぞれ料金や仕上がりに差が生じます。予算や希望する仕上がりに応じて患者が好きに選択できるのは大きなメリットでしょう。

余剰包皮をペニスの付け根方向に寄せて切除・縫合する「根部切除(バックカット)」にも対応しています。「仮性包茎であること」「余剰包皮が少ない」という条件が必要ですが、自身の手術に採用されれば手術痕を目立たなくできます。

包茎手術の料金(税込)・包茎手術(基本):99,000円
・包茎手術(精密):220,000円
・包茎手術(特別):330,000円
※仮性、カントン、真性のいずれも共通
・バックカット 陰茎根部切除:440,000円
※仮性包茎のみ
診察料(税込)0円
営業時間(診療時間)10:00~20:00
休診日・新宿のみ年末年始を除き無休
・その他のクリニックは公式サイトのカレンダーによる
支払方法・現金
・クレジットカード
・デビットカード
・銀行振込
・QRコード決済
・医療ローン

包茎手術クリニックの後悔しない選び方

包茎手術クリニックの後悔しない選び方

包茎手術を依頼する「信頼できるクリニック」を選ぶためには、いくつかの重要なポイントについての比較検討が必要です。

ここからは数あるクリニックのなかで、ご自身に合うクリニックの選び方を解説します。

クリニック選びで確認したいポイント
  • 包茎手術の実績が豊富か
  • 包茎手術の費用と内訳が明確か
  • プライバシーへの配慮が行き届いているか
  • アフターケアや保証は充実しているか

手術は繊細な部位に行うもので、一生に一度しか受けられないことが一般的です。手術を成功させるためにも、信頼できる医療機関選びは慎重に行いましょう。

包茎手術の実績が豊富か

包茎手術を依頼するクリニック選びで最も重視すべきポイントの1つが「手術実績」です。

包茎手術は陰部という繊細な部位を扱う手術であり、医師の経験や技術力が仕上がりに大きく影響します。実績が豊富なクリニックでは、様々なケースに対応してきた経験があるため、あなたの状態に合わせた最適な手術方法を提案してくれる可能性が高くなります。

クリニックのホームページには通常、院長や医師の経歴、年間手術件数などが掲載されているので、できる限り実績が豊富なクリニックを選びましょう。

また、信頼性の高いクリニックでは、これまでの治療実績を公開していることがあります。

診療実績を公開しているクリニックの例

上野クリニック総来院者数30万人以上
メンズライフクリニック症例10万件以上
※各実績数は公式サイトより

診療件数やユーザー満足度といったデータを隠さずに公表しているクリニックは実績に絶対の自信を持っているため、依頼する側にとっても安心材料になるでしょう。

また、創業年数の長さも、クリニック選びでは大いに参考になるでしょう。クリニックが長期にわたって患者から信頼を得ている証でもあります。

カウンセリング時には遠慮せずに医師自身の手術実績や経験年数について質問してみましょう。

信頼できるクリニックなら隠すことなく、実績や症例写真なども提示してくれるはずです。実績豊富な医師による手術は、傷跡が目立たない美しい仕上がりや合併症リスクの低減にもつながります。

包茎手術の料金・費用と内訳が明確か

包茎手術を選ぶ際の重要なポイントとして、治療費用とその内訳が明確に示されているかを確認しましょう。

包茎手術の方法はいくつかの種類があり、クリニックごとに料金設定が異なります。広告では安い金額が表示されていても「最低金額」の表記である場合、実際に自身が治療を受けるときには追加費用がかかるケースも少なくありません。

良心的なクリニックでは、手術費のほか、診察料、麻酔代、薬代、アフターケア費用などを含めた総額を事前に明示しています。

また、自身の包茎の種類によってもかかる費用は大きく異なります。理由は、真性包茎やカントン包茎で医師が生活に支障があると判断した場合に限り保険適用となる可能性があるためです。

一方、比較的症状が軽い「仮性包茎」では自由診療とあります。自由診療の包茎手術は術式によって費用が異なり、一般的に3万円~60万円程度の幅があります。

カウンセリング時には必ず総額を確認し、追加料金の有無や支払い方法についても質問することが大切です。

プライバシーへの配慮が行き届いているか

包茎手術は非常にプライバシーに関わる治療であるため、プライバシーに対する配慮が行き届いているクリニックを選ぶことも重要です。

理想的なクリニックでは、完全予約制や個室対応を採用し、待合室で他の患者と顔を合わせることなく診察を受けられる環境が整っています。

また、医師やスタッフが全員男性のクリニックもあり、異性の目を気にせずデリケートな相談ができる点も安心感につながります。

立地においても、駅から近くてもビルの中に位置しているなど、通院時の人目を気にしなくて済む工夫がされているクリニックを選ぶと良いでしょう。

アフターケアや保証は充実しているか

手術直後から完全に回復するまでには時間がかかり、その間に痛みや腫れなどの症状が現れることがあります。手術後の痛みなどの悩みに迅速に対応してもらうなら、アフターケアや保証が充実したクリニックを選びましょう。例えば、良質なクリニックでは、術後の診察や処置が無料で受けられたり、電話相談窓口が設けられていたりします。

また、万が一手術結果に不満がある場合の再手術保証制度があるかどうかも確認しましょう。医師が「再手術が必要」と判断した場合に無料で再手術ができるクリニックなら、費用をかけずに再手術が可能です。

アフターケアの内容は各クリニックのホームページに記載されていることが多いため、事前に確認しておくことをおすすめします。

痛みを抑える対策はあるか

包茎手術を検討する際、多くの方が不安に思うのが痛みの問題です。信頼できるクリニックでは、手術前・手術中・術後の各段階で痛みを最小限に抑えるための対策を講じています。

手術中の痛みは局所麻酔によって効果的に抑制されますが、麻酔注射自体の痛みを軽減するために、表面麻酔や超極細針の使用、冷却法などを取り入れているクリニックもあります。

当院では、痛みのないよう複数の麻酔を使い分けて手術を行います。液状の表面麻酔で皮膚の感覚を鈍らせてから、極細針の注射で麻酔薬を投与します。術後には鎮痛剤を処方しますので、術後の痛みのケアも注力しています。
引用元:メンズライフクリニック

クリニックによっては術後の鎮静剤の費用が手術料金に含まれているため、追加料金なしで術後の痛みをカバーできるでしょう。

術後の痛みに対しては、処方される鎮痛剤で十分にコントロールできることがほとんどですが、痛みの程度は個人差があります。

カウンセリング時には麻酔方法や術後の痛み対策について詳しく質問し、自分に合った方法を提案してくれるクリニックを選ぶことが大切です。特に痛みに不安がある方は、痛み対策に力を入れているクリニックを選ぶと安心して手術に臨めるでしょう。

アクセスや営業時間が自分のライフスタイルと合っているか

包茎はクリニックでの手術が必要になるためオンライン診療対応のクリニックではなく、対面形式のクリニックを利用することになります。

包茎手術は初回の受診でいきなり受けられるわけではなく、術前のカウンセリングや術後の経過観察など、複数回クリニックに通う必要があります。

アクセスや営業時間が自身の生活拠点やライフスタイルと合うのか、以下の点を比較して利用するクリニックを決めましょう。

クリニック選びで確認したいアクセスや営業時間
  • 自宅から短時間でアクセスできる立地にあるか
  • 主要駅から徒歩圏内に立地しているか
  • 夜間や土日祝日に営業しているか
  • 全国展開をしているか

自宅から遠いと移動に時間がかかって通うのが難しくなるほか、交通費で余計な費用負担が発生する可能性が高いです。通いやすい立地にあるクリニックを選ぶことで費用負担を軽減できます

多くの包茎専門クリニックは主要駅から徒歩圏内に立地しており、通院のしやすさを考慮しています。また、仕事や学業で平日の日中に通院が難しい方向けに、夜間診療や土日祝日の診療に対応しているクリニックも増えています。

中には夜22時まで診療しているクリニックや、24時間相談可能な窓口を設けているクリニックもあります。特に初診は問診票の記入などもあって時間がかかりやすいので、十分な余裕をもって予約できるのか、事前に確認しておきましょう。

さらに、全国展開しているクリニックであれば、転居後も同じ医療グループでアフターケアを受けられる利点もあります。自分のライフスタイルに合わせて通院できるクリニックを選ぶことで、治療をスムーズに進めることができるでしょう。

包茎手術・治療を受ける際の流れ

包茎手術・治療を受ける過程は、クリニック選びから始まり、いくつかのステップがあります。細かな流れは包茎手術を受けるクリニックごとに異なる可能性がありますが、大まかな流れは以下のとおりです。

包茎手術を受けるための流れ
  • クリニック選び・予約
  • カウンセリング
  • 医師の診察
  • 手術術後の検診・アフターケア

ここでは、上記4つのステップの詳細を見ていきましょう。

クリニック選び・予約

包茎手術のクリニック選びは、手術の成功と満足度を大きく左右する最も重要なステップです。まず、インターネットの公式サイトで情報収集を行い、複数のクリニックを比較検討することが大切です。

特に注目すべきポイントは、以下のようなポイントです。

  • 医師の経験や専門性
  • クリニックの実績
  • 提供している手術方法の種類
  • 手術ごとの料金
  • 術後のアフターケア体制 など

包茎手術は執刀する医師の技術によって仕上がりが大きく異なる場合があるため、公式サイトに掲載されている実際の症例をよく比較検討してみましょう。

クリニックを選んだら、次は予約です。多くのクリニックでは、電話やウェブサイトからの予約が可能で、初診時には無料カウンセリングを実施しています。

予約の際には、プライバシーへの配慮があるか、他の患者と顔を合わせない工夫をしているかなども確認するとよいでしょう。

また、男性スタッフのみで対応しているクリニックもあり、デリケートな相談がしやすい環境を選ぶことも大切です。

カウンセリングと医師による診察

クリニックに来院したら、まず受付で必要事項や問診表などを記入し、その後カウンセリングが行われます。カウンセリング内容はクリニックごとにさまざまですが、包茎の状態や手術方法、費用、術後の経過などについて詳しい説明を受けることができます。

この段階で、不安や疑問に思うことは遠慮なく質問することが重要です。医師やカウンセラーの対応が丁寧で、質問にきちんと答えてくれるクリニックを選ぶことが、後悔のない手術につながります。

カウンセリングの後には、医師による診察が行われます。診察では包茎のタイプ(仮性包茎、真性包茎、カントン包茎)を判断し、最適な手術方法を提案してもらえます。この時、医師から説明を受ける内容には、手術の詳細な流れ、リスク、回復期間、術後のケア方法などが含まれます。

また、診察の段階で手術費用の見積もりも明確に提示されるはずです。追加料金の可能性や、何が費用に含まれているのかを具体的に確認することが大切です。

一部のクリニックでは、カウンセリングと診察を受けたその日に手術を受けることも可能ですが、決して急かされることなく、じっくりと考える時間を持つことも重要です。

クリニックによっては「インフォームド・コンセント(説明と同意)」を重視し、患者の理解と納得を得ることを大切にしているところもあります。自分の状態や手術方法に納得できていない場合は、別のクリニックでセカンドオピニオンを求めることも検討しましょう。

手術当日とその後の経過

手術当日は、来院時に再度簡単な説明を受けた後、実際の手術に進みます。まず局所麻酔を施し、痛みを感じないようにします。麻酔の注射時には「チクッ」とした痛みを感じることがありますが、それ以降は基本的に痛みはありません。

手術時間は術式や包茎の状態によって異なりますが、おおよそ30分〜60分程度です。手術の流れは、まず亀頭と包皮の状態を確認しデザインを行い、その後麻酔をかけ、余分な包皮を切除し、縫合して終了です。

手術後は患部に薄い包帯を巻きますが、この包帯は特殊なもので、ズボンの上から見て包帯が目立つことはなく、普通に歩いて帰ることができます。術後はその日のうちに帰宅でき、基本的に入院の必要はありません。

術後の経過としては、手術当日はシャワーや入浴を避けるように指導されます。クリニックによって異なりますが、一般的に翌日からはシャワーが可能になります。入浴は一般的に術後1週間〜2週間ほど経ってからとなります。

また、術後は一時的にペニスの腫れや痛みがありますが、これは通常の経過で、1〜2週間程度で落ち着いていきます。痛みが強い場合は処方された痛み止めを使用しましょう。性行為やマスターベーションは、通常術後3〜4週間は控える必要があります。

術後の検診とアフターケア

多くのクリニックでは術後の経過観察として検診を設けています。一般的に、術後1日目もしくは数日後に最初の検診があり、傷口の状態確認や包帯交換などが行われます。

クリニックによっては1週間後や2週間後にも検診があり、縫合部分の確認や抜糸が行われることもあります。アフターケアの内容や期間はクリニックによって異なりますが、多くの場合、消毒液や包帯、痛み止めなどの薬が処方されます。

また、自身でのケア方法(包帯の巻き方や傷口の消毒法など)も指導されるため、しっかりと説明を聞き、わからないことは質問するようにしましょう。特に術後の生活制限(入浴、性行為、運動など)については、医師の指示に従うことが重要です。

良質なクリニックでは、術後のサポート体制が充実しており、何か不安や問題が生じた場合の相談窓口が24時間体制で用意されていることもあります。

術後にトラブルが発生した場合(異常な痛みや出血、腫れなど)には、すぐにクリニックに連絡することが大切です。

また、多くのクリニックではアフターケアは無料で提供されており、何度でも相談や来院が可能です。このようなサポート体制があることで、術後の不安を軽減し、安心して回復に専念することができます。

包茎手術の費用相場・料金

包茎手術にかかる費用は、手術方法や包茎の種類、そして保険適用の可否によって大きく異なります。

ここでは、包茎手術の基本的な料金相場と、健康保険の有無について確認していきましょう。

手術方法別の平均的な費用

包茎手術の費用は、採用される手術方法によって大きく変わります。クリニックごとの手術方法別の費用から、大まかな相場観を確認してみましょう。

環状切開法

クリニック費用(税込)
上野クリニック・ナイロン糸:79,200円
・吸収糸:110,000円
東京ノーストクリニック66,000円
メンズライフクリニック99,000円

どの糸を使うかによって費用感は異なりますが、おおむね「6万円~10万円」程度が1つの目安になるでしょう。

亀頭直下埋没法

クリニック費用(税込)
上野クリニック亀頭直下デザイン縫合術:231,000円
(参考例)
MSクリニック・基本切除:99,000円
・精密切除:220,000円
・特別切除:330,000円
メンズライフクリニック・ハイパーカット(亀頭直下埋没法):275,000円
・ハイパーVカット(亀頭直下埋没法・小帯形成):440,000円

亀頭直下埋没法は環状切開法よりも手術痕が目立たない方法ですが、その分だけ費用は多めにかかる傾向です。切除の方法や小帯形成(性感帯である「小帯」を残す手術法)との併用で費用が変わり、「10万円から40万円」と幅広い結果となりました。

陰茎根部切開法は利用できるクリニックは少ないですが、例えばMSクリニックでは440,000円(税込)となっています。

亀頭や陰茎を手術するほかの方法よりもさらに傷が目立ちにくい一方、費用面では入念な準備が必要でしょう。

保険適用となるケース・ならないケース

包茎手術の保険適用は、包茎の種類と症状の重症度によって判断されます。保険が適用されるのは、主に真性包茎やカントン包茎に限られます。

仮性包茎と診断された場合は健康保険は適用されず、100%自由診療となります。

真性包茎とカントン包茎が保険適用になる理由は美容的な側面よりも、慢性感染症やそれによる陰茎がんにも関連しているためです。

例えば真性包茎は亀頭が包皮で完全に覆われている状態で、清潔を保つことが難しく、炎症や感染症のリスクが高まります。カントン包茎は包皮による締め付けで血行が阻害され、さらに深刻な問題を引き起こす可能性があります。

不衛生な状態が続くとさまざまな感染症や炎症のリスクがあり、最終的に陰茎がんに進展するリスクもあるため、「治療の必要がある状態」と判断されて保険が適用されます。一方、仮性包茎(手で皮をむくことができる状態)は、日常生活に支障がないとみなされるため、保険適用外となります。

また、純粋に見た目や美容的な改善を目的とした手術も、包茎の種類に関わらず保険適用外です。保険診療で受けられる術式は、背面切開術や環状切開術に限定されることも知っておくべき点です。

追加費用が発生するケース

包茎手術を受ける際には、基本的な手術費用以外にも追加費用が発生する場合があります。

まず、包茎の状態によっては特別な処置が必要となる場合があります。カントン包茎や真性包茎の場合、絞扼除去(締め付けを解除する処置)や癒着剥離(亀頭と包皮がくっついている状態を分離する処置)が必要となり、それぞれ5万円~程度の追加費用が発生します。

また、手術後の薬剤費や通院費用、処置材料費なども考慮する必要があります。術後の経過観察や追加処置が必要となった場合は、それらの費用も発生します。医療機関によっては、術後のアフターケアが無料で含まれる場合もありますが、そうでない場合は別途費用がかかることがあります。

さらに、一部のクリニックでは亀頭増大術や早漏防止などの追加オプションを勧められることがあります。これらは必ずしも必要な処置ではないため、本当に必要かどうかをよく検討することが大切です。

支払方法と分割払いの選択肢

包茎手術は比較的高額な費用がかかるため、様々な支払い方法が用意されています。一括での支払いが難しい場合でも、手術を受けやすくするための選択肢があります。

主な手術費用の支払方法
  • 現金
  • 医療ローン
  • クレジットカード
  • デビットカード など

まず、多くのクリニックでは現金払いのほか、クレジットカードやデビットカードでの支払いが可能です。JCB、VISA、Mastercard®、アメリカン・エキスプレスなど主要なカードが利用できます。クレジットカードを使用すれば、カード会社のポイントが貯まる場合もあります。

分割払いの選択肢としては、クレジットカードの分割払い機能を利用する方法と、医療ローン(メディカルローン)を組む方法があります。クレジットカードの分割払いは通常2~24回程度の分割が可能ですが、金利が12~18%程度と比較的高めです。

医療ローンは医療費の支払いに特化したローンで、クレジットカードよりも長期間(最大84回程度)の分割が可能で、金利もクレジットカードと比較して比較的低めに設定される傾向にあります。返済回数が多いぶんだけ1回の返済金額を安く設定ができるため、手術費用の負担を大きく軽減できます。ただし、審査があり、安定した収入があることが条件となります。

包茎の種類・タイプ

包茎の種類・タイプ

ひとくちに「包茎」といってもいくつかの種類があり、それぞれ包皮の状態や必要な治療方法に違いがあります。

包茎の種類
  • 仮性包茎
  • カントン包茎
  • 真性包茎

ここでは包茎の種類とその特徴についてご紹介します。

仮性包茎

仮性包茎とは、平常時には亀頭が包皮に覆われていて、手でむけば亀頭を露出できる状態の包茎のことです。

日本人の成人男性の半数以上が仮性包茎といわれており、勃起時に自然と包皮がむけるものから、勃起時もほとんど包皮があまった状態の重度のものまでさまざまな見た目があります。

平常時に包皮をむいて亀頭を露出できれば入浴時に清潔を保ちやすく。基本的に手術は不要と判断されます。ただ、平常時の見た目がよくないと感じる男性がいるのはほかの包茎と同様で、常時むけている状態を目指して手術を希望する男性も少なくありません。

カントン包茎

カントン包茎とは、包皮口(亀頭を覆う口の部分)が狭く、無理やり亀頭を露出させることで包皮が亀頭の下部分を締め付けて、もとに戻らない状態です。

勃起が収まることでむけた包皮がもとに戻るなら、包皮口が亀頭の下部分を締め付けていてもカントン包茎とはいえません。仮性包茎との違いは、露出させた亀頭が「もとに戻らない」という点で、以下のような状態はカントン包茎とは呼べません。

カントン包茎と勘違いしやすい状態
  • 通常時のみ亀頭を露出できる
  • 包皮を亀頭のした部分まで露出できない

カントン包茎は無理に包皮をむくと亀頭から先が包皮口で締め付けられて「うっ血」が起こり、最悪の場合は亀頭に血液が回らずに壊死する可能性もあります。

また亀頭がきつく締め付けられている状態では痛みが強く、性行為ができないケースが一般的です。包皮の下に汚れや雑菌がたまりやすく、恥垢や細菌による悪臭や尿路感染症、性病にかかるリスクが高まります。

真性包茎

真性包茎は、包皮の入口(包皮口)が極端に狭く、通常時でも勃起時でも亀頭を露出できない包茎のことです。

真性包茎は、大きくわけて以下の2つに大別されます。

癒着型包皮と亀頭が強く癒着している状態。本来なら成長とともに自然にはがれるべき癒着が残っている
狭窄型包皮口が極端に狭く、亀頭を通過させることができない状態

人によっては包皮と亀頭が癒着してしまい、癒着した包皮が亀頭の成長を阻害して「先細りペニス」になっていることもあります。

癒着しているペニスを無理にむこうとすると炎症や出血がみられることがあり、むやみにふくことができないことも多いです。また、「バルーニング現象」といって、排尿時に包茎の先端部に尿がたまることもあります。

包皮をむけないことで亀頭を洗浄できず、悪臭や性病、炎症といった深刻なトラブルにつながることもあります。排尿がしにくかったりパートナーとの性交渉が難しくなったりといった問題点が多く、自分で治療するのが難しい場合もあることから、手術による治療を検討すると良いでしょう。

代表的な包茎手術の種類や特徴

代表的な包茎手術の種類や特徴

包茎の代表的な手術方法には以下の3つがあり、そちらを選択するかによって術後の見た目に大きな違いがあります。

  • 環状切開法
  • 亀頭直下埋没法
  • 陰茎根部切開法

ここでは、代表的な包茎手術の種類や特徴を解説します。

環状切開法は包皮をぐるりと輪状に切開する基本的な手術方法

環状切開法は包茎における基本的な手術法です。陰茎の根部に麻酔注射をし、陰茎の中央部分で余分な包皮を環状に切除して溶解糸で縫合します。

切除する場所によって以下のような特徴があります。

メリットデメリット
包皮小帯を切除せず包皮内板も長く残す方法感度低下の可能性が低い縫合部位のツートンカラーが目立つ
包皮内板ぎりぎりで切除する方法傷跡が目立ちにくい術後の感度低下の可能性がある
※亀頭の裏側と包皮の間をつないでいる筋状の組織

環状切開法は費用が比較的安価で手術時間も短いというメリットがありますが、傷跡が目立つ、ツートンカラーになるなどのデメリットがあります。

亀頭直下埋没法は亀頭の直下に隠すように包皮を縫合する方法

「亀頭直下埋没法」は、亀頭のすぐ下の部分で包皮を切除する方法です。

環状切開法と比較して傷跡が亀頭の下に隠れるため目立ちにくく、自然な仕上がりになる点に大きなメリットがあります。また、環状切開法では大きなデメリットだったツートンカラーが目立ちにくいという点も、亀頭直下埋没法を選択するメリットになるでしょう。

主に仮性包茎や軽度の真性包茎の手術に利用され、特に見た目のコンプレックス解消を目的とする場合におすすめです。ただし、仕上がりが医師の技術力次第で異なるデメリットがあります。

亀頭直下埋没法で可能な限り自然な仕上がりを希望するなら、同手術について手術の実績が多い医師が在籍しているクリニックを選択しましょう。

陰茎根部切開法は陰茎の根本の包皮を切除する仮性包茎向けの手術法

陰茎根部切開法は文字通り、陰茎の根本部分の包皮を切除する手術方法です。根本で包皮を切除して余った包皮を根本に引っ張って縫合することで包皮を露出させることが可能になります。

陰茎の根本で包皮を切除するため、陰毛で傷口が隠れて目立たない点が大きなメリットです。

また切除する部分は陰茎の根本になるため包皮小帯を残すことができ、術後に性交の感度が悪くなるリスクがありません。先端の包皮が自然に残ることで、ツートンカラーになりにくい点もメリットです。

ただし、陰茎根部切開法は包皮口を切除しないため、包皮口が狭いことが問題の真性包茎やカントン包茎には利用できません。あくまでも、皮あまりが原因で亀頭を露出できない仮性包茎向けのやり方です。

費用面についてはクリニックごとに違いがありますが、環状切開法や亀頭直下埋没法と比較して高額な費用がかかる可能性もあります。費用面のデメリットとほかの手術法にはないメリットをよく比較して選択しましょう。

包茎手術のメリット

包茎手術は多くの男性が検討する医療処置ですが、手術を受けるかどうかを決める際には、そのメリットとデメリットを理解することが重要です。

包茎手術のメリットには、大きくわけて以下の5つがあります。

  • 衛生面が向上して病気予防になる
  • 見た目のコンプレックスが解消される
  • 早漏の改善が期待できる
  • 挿入時の痛みや不快感が解消される
  • コンドームの装着が容易になる

ここからは、メリットの詳細をみていきましょう。

衛生面が向上して病気予防になる

包茎の状態では、亀頭と包皮の間に「恥垢」と呼ばれる白い物質が溜まりやすくなります。この恥垢は、皮脂や汗、尿などが混ざり合ってできたもので、細菌の温床となり不快な臭いの原因にもなります。

手術によって亀頭が常に露出されることで、洗浄が容易になり、清潔な状態を保ちやすくなります。

また、包茎手術は様々な感染症のリスク低減にも寄与します。包茎の状態では、亀頭と包皮の間に湿気が溜まりやすく、細菌やカビが繁殖しやすい環境となります。これが原因で亀頭包皮炎や尿路感染症などを引き起こす可能性があります。

さらに、性病にかかるリスクも高くなるとされており、特に真性包茎の場合は、亀頭が傷つきやすく、そこから細菌が侵入して感染することがあります。

見た目のコンプレックスが解消される

包茎手術は、見た目に関するコンプレックスの解消にも効果的です。多くの男性が包茎であることにコンプレックスを感じています。

手術によって亀頭がむけた状態になることでコンプレックスが解消され、精神的なストレスから解放されることができます。特に思春期や若年成人の男性にとって、この心理的効果は非常に大きなメリットとなりえます。

早漏の改善が期待できる

包茎の状態では、亀頭部が常に包皮に覆われていて性的刺激に過剰に敏感になりやすく、早漏の原因になることがあります。特に仮性包茎や真性包茎の男性は、亀頭部が刺激に慣れていないため、少しの刺激で射精に至ってしまうことが少なくありません。

包茎手術後は亀頭が常に露出するようになるため、日常的な刺激(下着との接触など)に徐々に慣れていき、亀頭の感度が適切なレベルに調整されることが期待できます。この結果、性行為の持続時間が延びてパートナーと長時間の性交を楽しみやすくなるでしょう。

挿入時の痛みや不快感が解消される

包茎の状態では挿入時に痛みを感じたり、包皮が引っ張られる不快感があることがありますが、手術によってこれらの問題も解消しやすくなります。

さらに、包皮の締め付けがなくなることで血行が改善し、勃起時のサイズ向上にも期待が持てます。これらの効果により、より自然で快適な性行為が可能になり、心理的な不安やストレスも軽減されます。

コンドームの装着が容易になる

包茎の状態では、コンドームを装着する際に包皮が邪魔になり、正しく装着できなかったり、途中で外れてしまったりすることがあります。

手術によって包皮を切除することで亀頭とコンドームが密着して外れにくくなり、避妊についての不安なく性生活を送りやすくなるでしょう。

包茎手術のデメリット

包茎手術をすることで亀頭が露出するようになり、衛生面の向上や見た目のコンプレックスの解消までさまざまな効果が期待できます。

一方、これから紹介するようなデメリットがあることも理解しておきましょう。

術後の傷跡が残る可能性がある

包茎手術は包皮を切開するため、手術後の傷跡が残る可能性が高いです。特に亀頭から離れて陰茎の部分を切開する環状切開法ではペニスの中央部分に一周回る傷跡が残り、ツートンカラーと呼ばれる色の違いが目立つことがあります。

最近では亀頭直下埋没法など傷跡が目立ちにくい術式も開発されていますが、あくまでも「目立ちにくく」なるだけで完全に跡が消えるとは限りません。

パートナーに傷跡を見られ「包茎手術をした」ということが知られる可能性があるという、新たな不安を感じることになる可能性もあるでしょう。

術後の痛みが不快感が生じる可能性もある

包茎手術はペニスの陰茎を切開する手術であり、麻酔が切れたあとは傷跡に痛みが発生する可能性があります。例えば、包茎手術から10日間程度、亀頭が露出し下着などに擦れることで痛みを感じることがあります。

また、縫合部位の痛みや腫れ、違和感なども生じる可能性があります。これらの症状は通常一時的なものですが、日常生活や仕事に支障をきたすことがあるため、手術後は数週間の回復期間を考慮する必要があります。

手術後の入浴や性交の制限についても事前の理解が必要です。手術直後はシャワーのみで入浴は避け、運動や性行為、マスターベーションなどは医師の指示に従って3~4週間程度は控える必要があります。

これらの制限を守らないと、傷口が開いたり感染したりするリスクが高まります。

包茎手術を受ける前後の注意点

包茎手術を検討している方にとって、手術前後の注意点を理解しておくことは大切です。

ここでは、手術前の確認事項、当日の準備、そして術後の回復期間の過ごし方について詳しく解説します。

手術前に確認しておくべきこと

包茎手術を受ける前には、いくつか確認しておくべき重要事項があります。まず、手術方法や費用について十分に確認を繰り返しましょう。まず、包茎手術はどの手術方法かによって回復期間や仕上がりが異なるため、自分に合った方法を選ぶことが重要です。

また、手術費用をお支払ったあとに、日常生活に支障がないこともシミュレーションしておきましょう。一般的に傷跡が目立たない手術ほど高額であり、どのような手術を希望するなら特に手術後の生活費はしっかり確保しておきましょう。

手術後のケアについて事前に説明を受け、必要な薬や包帯などの準備をしておくことも重要です。術後の痛みや腫れについても理解しておくことで、心の準備ができます。糖尿病などの持病がある場合は、事前に医師に伝えておくことが必要です。治療の遅れや合併症のリスクが高まる可能性があるためです。

さらに、手術後の制限事項(入浴、運動、性行為など)についても確認し、日常生活の調整を計画しておきましょう。事前にこのような情報を仕入れておくことで心の準備ができ、手術に安心して臨めるようになります。

手術当日の準備と心構え

包茎手術当日は、清潔にするため、手術前に入浴やシャワーを済ませておきましょう。

手術後は入浴やシャワーが制限されるため、事前に済ませておくことが大切です。また、手術には局所麻酔が使用されるため、食事制限はありませんが、手術当日の飲酒は禁止です。これは、アルコールを摂取することにより血流がよくなり、幹部から出血する事態を避けるためです。

手術当日は、リラックスできる緩めの下着やズボンを着用することがおすすめです。手術後は患部に包帯を巻くことになりますが、専用の特殊な包帯が使用されるため、ズボンの上から目立つことはありません。通常通り歩いて帰宅できるので安心してください。また、術後の痛みに備えて、医師から処方される痛み止めの使い方を確認しておくことも重要です。

手術自体は30~60分程度ですが、術前・術後の説明なども含めると90~120分ほどかかることもあります。

手術後の回復期間と過ごし方

包茎手術後の回復期間については医師から事前にさまざまな指示やアドバイスを受けるため、適切なケアと制限事項を守ることが重要です。

まず、気になるのは入浴・シャワーはどうすれば良いかということでしょう。手術当日はシャワーも入浴も控えるように指導されます。手術前に入浴を済ませることが推奨されるのは、このためです。翌日からはシャワーが可能になりますが、患部を濡らさないように注意が必要です。入浴は手術から約1週間~2週間後から可能となります。

術後は包帯で患部を保護しますが、排尿は通常通り行えます。ただし、亀頭が露出した状態での排尿に慣れていないため、尿の軌道が変わることがあります。慣れるまでは便座に座って排尿することをおすすめします。

また、術後3~4週間は激しい運動や性行為、マスターベーションは控える必要があります。早期に行うと出血や傷の治りに悪影響を及ぼす可能性があるためです。

術後の腫れや痛みは個人差がありますが、通常1~2週間程度で落ち着いてきます。特に術後3日間が大切で、出血が治まり傷が大まかにくっつく時期です。痛みが強い場合は処方された痛み止めを使用し、予想以上に痛みが続く場合は医師に相談しましょう。また、亀頭が下着に擦れることで違和感を感じることがありますが、時間の経過とともに慣れていきます。

不安や心配事がある場合は、クリニックに相談することをためらわないでください。多くのクリニックでは、術後のアフターケアを無料で提供しています。何か異常を感じた場合や、傷の治り具合に不安がある場合は、早めに連絡することが大切です。

包茎手術に関するよくある質問

包茎手術を検討する際、多くの方が同じような悩みや不安があるものです。

ここでは、包茎手術に関して、よくある質問と回答をまとめました。

手術の痛みはどれくらい?

包茎手術の痛みは多くの方が不安に感じる点ですが、実際はそれほど心配する必要はありません。手術中は局所麻酔を使用するため、麻酔注射時の「チクリ」とした痛み以外はほとんど感じません。

麻酔は通常ペニスの根元に行われ、感覚が鈍いため痛みを最小限に抑えられます。最近では麻酔前に皮膚の感覚を鈍らせる工夫もあります。麻酔に不安がある場合はガス麻酔や静脈麻酔も選択肢となるでしょう。

術後は麻酔が切れる頃から痛みを感じることがありますが、処方される痛み止めで対処可能です。特に真性包茎の方は露出した亀頭が下着に擦れる違和感がありますが、時間とともに慣れていきます。痛みのピークは術後2〜3日くらいが一般的で、約1週間~10日程度で落ち着きます。

手術後の傷跡は目立つ?

包茎手術後の傷跡の目立ち方は、手術方法と医師の技術によって大きく異なります。

一般的に行われる方法は「環状切開法」と「亀頭直下法」の2種類です。環状切開法は傷跡が亀頭から離れた部分に残りますが、亀頭直下法は亀頭の縁に隠れるため比較的目立ちにくいとされています。

傷跡が目立つ主な要因として「ツートンカラー」があります。包皮は内側と外側で色が異なるため、切除・縫合後に色の境目が生じることがあります。これは環状切開法で起こりやすく、亀頭直下法で軽減できる場合があります。

術後にペニスのサイズは大きくなる?

包茎手術そのものはペニスを大きくする手術ではありませんが、多くの方が術後に「大きくなった」と感じることがあります。

これには主に2つの理由があります。1つ目は、包茎手術によって包皮による圧迫から解放され、血流が改善することです。特に真性包茎やカントン包茎の場合、包皮の締め付けで血流が制限されていた可能性があり、それが解消されることで本来のサイズを取り戻す可能性があります。

2つ目は視覚的な効果で、手術前は包皮に覆われていた亀頭が、手術後ははっきりと見えることで、特に亀頭の縁(カリ)がくっきり出て大きく見えます。ただし、勃起時のサイズを根本的に大きくすることはできません。サイズアップを希望する場合は、亀頭増大術や陰茎増大術という別の施術を検討する必要があります。

包茎を放置するとどうなる?

包茎、特に真性包茎やカントン包茎を放置することで、様々な健康上のトラブルが発生する可能性があります。

亀頭包皮炎包皮の内側に雑菌が繁殖して炎症を起こす
カントン包茎の血行障害血行障害によって壊死の可能性がある
尿路感染症残尿が細菌繁殖を促進する
性感染症亀頭部が傷つきやすく、細菌感染しやすい

まず最も一般的なのは亀頭包皮炎です。包皮の内側と亀頭部に細菌が繁殖することで炎症が起こり、赤み、かゆみ、痛み、不快な臭いといった症状を引き起こします。この炎症が繁り返されることで、さらに包皮が硬くなり包茎の症状が悪化する悪循環に陥ることもあります。

特に深刻なのは、カントン包茎の場合です。カントン包茎とは包皮口が狭く、亀頭部を締め付ける状態のことで、これを放置すると血行障害によって亀頭部が腫れ上がり、最悪の場合は壊死(えし)を引き起こす可能性があります。

包茎は尿路感染症のリスクも高めます。包皮内に尿が残りやすく、それが細菌の繁殖を促進するためです。また、性感染症にかかるリスクも高まります。包茎の状態では亀頭部の皮膚が傷つきやすく、そこから病原体が侵入しやすくなるためです。

長期的に見ると、包茎と陰茎がんとの関連性も指摘されています。恥垢の蓄積と慢性的な炎症が、がん化のリスク因子となる可能性があるのです。

手術に失敗することはある?

包茎手術が失敗するケースは実際に存在します。主な失敗例として、「ツートンカラー」と呼ばれる皮膚の色むら、包皮の切りすぎによる勃起時の痛み、切除不足で包茎状態が残る場合、縫合部の炎症や感染による目立つケロイドなどがあります。

これらの失敗の主な原因は、医師の経験・技術不足によるものが多く、特に包茎手術に不慣れな医師やアルバイト医師が担当するクリニックではリスクが高まります。

また、保険適用の手術は治療目的であり、美容的な仕上がりを重視していないため、見た目に満足できない結果になることもあります。

失敗を防ぐには、実績豊富な形成外科や泌尿器科の専門医がいるクリニックを選び、事前のカウンセリングで手術方法や仕上がりのイメージをしっかり確認することが重要です。

未成年でも手術は受けられる?

未成年者の包茎手術は基本的に受けることができますが、18歳未満の場合は親権者の同意が必要です。民法の規定により、未成年者が法定代理人の同意なしで行った契約は原則として取り消せるため、多くの医療機関では親権者の同意書を必要としています。

2022年4月1日の民法改正により成年年齢が20歳から18歳に引き下げられたため、18歳と19歳は成人として親権者の同意書は不要となりました。17歳以下の場合、同意書はクリニックで用意されており、親権者の直筆による署名が求められます。同意書を自分で書くことは有印私文書偽造罪にあたる可能性があるため避けるべきです。

日帰り手術はできる?

包茎手術は基本的に日帰りで行われる手術です。入院の必要はなく、手術当日に帰宅できます。手術時間は包茎の状態や手術方法によりますが、一般的に30分〜1時間程度で終了します。全体の流れは受付、診察、カウンセリング、手術、術後説明を含めて2〜3時間程度を見込んでおくとよいでしょう。

手術はデザイン(切除範囲の決定)→麻酔→執刀→縫合の順で進みます。特に重要なのはデザインの段階で、平常時と勃起時の差を考慮して適切な切除量を決定します。

術後は包帯を巻いて帰宅し、多くのクリニックでは術後ケアに必要な消毒液、包帯、痛み止め、抗生物質などを処方してくれます。最近では溶ける糸を使用するクリニックが多く、抜糸のための通院が不要なケースも増えています。

切る手術と切らない手術の違いは?

包茎手術には大きく分けて「切る手術」と「切らない手術」の2種類があります。

切る手術は余分な包皮を切除して縫合する方法で、確実に包茎を完治させることができます。手術の種類によって傷跡の目立ちやすさや仕上がりは異なりますが、一般的に永続的な効果が期待できます。一方で、メスを入れるため手術後の痛みや腫れが生じ、回復までに一定期間のダウンタイムを要します。

切らない手術は、包皮を切除せずに包茎を改善する方法です。主に「糸で固定する方法」「接着剤で固定する方法」などがあります。

メスを使わないため痛みが少なく、ダウンタイムも短いというメリットがありますが、効果は一時的であり、時間の経過とともに元の状態に戻ってしまうことが多いです。また、すべての包茎のタイプに適用できるわけではなく、特に真性包茎やカントン包茎には効果が限定的です。

まとめ:自分の包茎に合った治療ができるクリニックを選ぼう

包茎手術は早漏の改善や見た目のコンプレックスなど、さまざまなメリットが期待できます。クリニックごとに実績や費用感、アフターフォローの内容が異なるため、包茎手術を成功させるら自分に合うクリニックを選ぶことが大切です。

良質な包茎治療を提供するクリニックは個々の状態に合わせた適切な治療法を提案してくれ、術前のカウンセリングから術後のアフターケアまで一貫したサポートを提供してくれるでしょう。

包茎手術は一生に一度の選択です。慎重にクリニックを選び、自信を持って治療に臨むことが、後悔のない手術への第一歩となります。

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